夏フェスの常連となりつつある『Helsinki Lambda Club(ヘルシンキラムダクラブ)』ですが、実は活動10周年を迎えた知る人ぞ知る人気ロックバンドです。
『ヘルシンキラムダクラブ』の音楽は、どこか懐かしく初めて聴く人でも、聴いたことがあるかも?と感じさせる「キャッチーさ」があり、幅広いジャンルの音楽要素を取り入れ、1曲1曲それぞれに独特な世界観が表現されています。
独特な遊び心のある音楽を生み出す『Helsinki Lambda Club(ヘルシンキラムダクラブ)』。
1回だけじゃ覚えられなそうなバンド名の由来は?
メンバーは?
バンド結成のきっかけは?
と気になることがたくさんありますよね。
さっそく、『Helsinki Lambda Club(ヘルシンキラムダクラブ)』についてみていきましょう!
へルシンキラムダクラブの大学はどこ?
出身大学について、ヘルシンキラムダクラブの公式HPには公表はされていないようですが、以下の大学であることがわかりました。
橋本薫:千葉大学文学部
熊谷太起:法政大学
稲葉航大:法政大学
熊谷太起さん、稲葉航大さんの学部までは確実な情報が得られず、現在調査中です。
ヘルシンキラムダクラブの歌詞は、ほとんどボーカルの橋本薫さんが書いています。
遊び心があり、どこか色気が漂うような、言葉選びのセンスが面白い歌詞が書けるのは、大学で文学を学んだ橋本薫さんだからこそなんですね。
ファンの方々からは、『楽曲の歌詞の意味であったり、元ネタ?などが知りたい』と言われることも多いようで、歌詞解説のnoteも開設していました!
曲の解釈は基本的に聴く人の感性に委ねるというスタイルなのであまり触れてこなかったのですが
多分そういうのを知りたいという方は、そもそも突飛な解釈はしていないはずだし、深堀りしたいという欲は僕にもあるので思い切って解説しちゃおうという感じです。
いちインディーのアーティストなのにナルシシズムに溢れたnoteとなりそうですが。
note
橋本薫さんのnoteを読んでから曲を聴くと、何度も聞いている曲なのに新しい発見がたくさんある!とファンの間では人気になっています。
人の心にスっと入り、一度聴いただけで心に残る『ヘルシンキラムダクラブ』ならではの歌詞を一度聴いてみてください!
へルシンキラムダクラブのバンド名の由来は?
へルシンキラムダクラブのバンド名の由来は、バンドの名前から音楽性を想像できない語感の良い言葉を繋げたもので、由来はないそうです!
最初に何とかクラブにしたいよねって話が出て、どうせならありそうもないクラブ、ラマダンって断食なんで「断食クラブ」ってないよね、って事で先にRamadan Clubができて。
そこにさらにラマダンと関係のないところを結びつけようって事で、語感的にもヘルシンキがいいんじゃないってなって、Helsinki Ramadan Clubが出来たんです。
そこからLambda Clubに変わったのは、ラマダンよりもラムダの方が言葉としての響きが良いなと思って、今のタイミングならまだ変えてもそんなに響かないかなと。
ガラッと変えるよりも、改名しました!って言って全然変わってないというギャグっぽいのにしたかったのでラムダを無理矢理入れました(笑)
BELONG
由来がないからこそ、自由な発想で組み合わせられた『ヘルシンキラムダクラブ』。
覚えてもらいやすさや由来があるのではなく、『語感』で決めるなんてセンスがないとできないですよね。
『ヘルシンキラムダクラブ』は、2013年 7月4日西千葉のとあるカレー屋さんで大学のサークル仲間たちとバンド結成したのが始まりなんです。
結成当初のメンバーは1人脱退してしまいましたが、熊谷さんが新たに加入したことでさらに人気上昇中です。
へルシンキラムダクラブのメンバープロフィール
曲を聴いた人を一気に魅了するロックバンド『ヘルシンキラムダクラブ』。
メンバーは
・橋本薫
・熊谷太起
・稲葉航大
の3人です。
そんな彼らは一体どんな人たちなのか?
メンバーのプロフィールをみていきましょう!
橋本薫
『ヘルシンキラムダクラブ』1人目のメンバーは、橋本薫(はしもと かおる)さん。
・ギターボーカル担当
・1990年5月29日生まれ
・33歳(2023年9月時点)
・千葉県出身
生まれは千葉県
5歳頃まで神奈川県茅ケ崎で育ち、その後高校卒業までは福岡育つ
橋本さんはずっと出身地を【福岡】と言っていたそうですが、2017年6月20日 TOKYO FM「NEXT OUT powered by EMTG MUSIC」の中で出身について、本当の生まれは千葉県とカミングアウトしていました!
小学6年生の時、遊んで家に帰ると4歳上のお兄さんの机の上に『SUM41(サム・フォーティーワン)』のCDがあり、ジャケットのインパクトに心奪われ、CDを聴くと1音目からノックアウト! これは自分もやらなきゃとバンド活動を始めたことがきっかけです。
「パンク」をきっかけにロックに目覚め、ヘルシンキラムダクラブの特徴の一つ!と言っても過言ではないキャッチーなメロディに関しては、「メロコア」や「ポップパンク」の影響とおっしゃっています。
絵画などの美術作品からインスピレーションを受けることが多いという橋本さん。
特に『マルク・シャガール』という画家には大きな影響を受けていて、芸術の必要性を強く感じさせてくれ希望が持てるそうです。
熊谷太起
『ヘルシンキラムダクラブ』2人目のメンバーは、熊谷太起(くまがい たいき)さん。
・ギター担当
・1992年1月29日生まれ
・年齢:31歳(2023年9月時点)
・北海道札幌市出身
・2017年4月にメンバーに加入
バンドは高校からコピーバンドをゆるゆるとやっていたそうです。
もともと、友達&先輩だったボーカルの橋本さん、ベースの稲葉さんに誘われて、2017年4月にヘルシンキラムダクラブへ加入されています。
メンバーになろうと思ったきっかけは、橋本さんが以前組んでいたバンドの曲で「眠ったふりして」という曲を聴いて、橋本さんの才能を意識したことだそうですよ。
その曲がこちら➘
橋本さんもご自身のnoteでこの曲について語っています。
ヘルシンキのデビューシングルでもある「人のソックスを笑うな」という曲が、今回解禁された「眠ったふりして」の原曲である。
自分への根拠のない自信が、他人への確かな自信に変わっていったような気がする。
だからこそ今回、この曲をタイキ主導でアレンジするという決断にも至った。
タイキとはヒミズの頃から友達だったが、タイキ曰くヘルシンキに加入する決め手というか、僕の才能を信じるに至った曲がこの曲だったらしい。
note
そんなお互いにとって思い入れのある曲を時を経て蘇らせることができてとても嬉しい。
ギターを意識するようになったのは、『Jimi Hendrix(ジミ・ヘンドリックス/シンガーソングライターでギタリスト)の影響があったそうです。学生時代は、ライブの前夜にJimi Hendrixのライブ映像をみてテンションを上げていたとか!
熊谷さんは、ヘルシンキラムダクラブ加入前から組んでいる『Group2』というオルタナティヴ・サイケ・ポップバンドにも所属しています。
稲葉航大
『ヘルシンキラムダクラブ』3人目のメンバーは、稲葉航大(いなば こうだい)さん。
・ベース担当
・1993年5月27日生まれ
・年齢:30歳(2023年9月時点)
・法政大学高等学校卒業
・出身地は不明
大学生の時、サークルの先輩(以前、橋本さんとバンドを組んでいた方/熊谷さんと同期)から、「友達(橋本さん)がベースを探してるからやってみないか?」と声を掛けられたことをきっかけにヘルシンキラムダクラブでベースをやることになったそうです。
もとは、ビジュアル系が好きだったそうで、それをきっかけに高校生の時にベースを始めたようです。
初めてコピーしたのは「Janne Da Arc/Shining ray」だそう。
学生時代に音楽好きな人は誰もが憧れるアーティストさんですよね。
ヘルシンキラムダクラブの中では1番年下の稲葉さんは、2ndフルアルバムで、初めて作詞作曲をしています!
中学生の頃、アルトサックスを習っていたことがあり「IKEA」では曲の冒頭に稲葉さんが吹いたアルトサックスの音が入っています!
お時間ある方は、ぜひ聴いてみてくださいね。
また、稲葉さんは『South Penguin』というバンドのサポートもされています。
緊急事態宣言が出ていた頃に「梨泰院クラス(イテウォンクラス)」にハマリ、『TWICE』にハマり、一時期は1日1回必ずTWICEの曲を聴くほどだったそう。
まとめ
『Helsinki Lambda Club(ヘルシンキラムダクラブ)』の出身大学は、橋本さんが千葉大学文学部、稲葉さんと熊谷さんは法政大学ということがわかりました。
『ヘルシンキラムダクラブ』のバンド名の由来は、名前から音楽性を想像できなそうな語感の良いもの繋げたもので、深い意味はありませんでした。
『ヘルシンキラムダクラブ』は、ギターボーカルに橋本薫さん、ギターに熊谷太起さん、ベースに稲葉航大さんの3人組のオルタナティブ・ロックバンドということがわかりましたね。
『ヘルシンキラムダクラブ』のメンバーは、それぞれに音楽に対し向上心があり、音楽だけでなく語学学んだことを活かした歌詞作り、言葉を追求したからこそ出来る独特な表現力が多くの人を魅了しています。
実際に聴いてみると、初めて聴く曲なのについ口ずさんでしまう、つい体がリズムを刻んでしまうような曲から、「あれ?これはロックなの?」思ってしまうほど優しい曲調もあったり。
1曲1曲全く印象の違う音楽になっていて、『ヘルシンキラムダクラブ』を知らなくても聴けばハマってしまう曲ばかりでした!
ぜひ、皆さんも『ヘルシンキラムダクラブ』の音楽を聴きながら、彼らのこれからの活躍に期待しましょう!
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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